お気楽♪こどもとわんことアウトドア資料館

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わんこへの道3 保護犬・遺棄犬・里親募集

そういえば、ふと思い返してみれば、うちにいたわんこたち。
事情があって我が家にきた子ばかり。

あたしの記憶の中の一番古いわんこは
アメリカンコッカースパニエルジーナ。

この子は昔我が家がまだ団地にいた頃に、
おそらく引っ越しと共に捨てられたわんこだった。
母から伝え聞いた話だが、団地の柵に水と僅かな食料と共に、
つながれたまま数日。

見るに見かねて、本当なら飼ってはいけない団地で、
母と父が飼い始めたが、最初、男の人をみると極端におびえたらしい。
多分、虐待にあっていた子だろう。

うちに来た時点で、すでに成犬になっていて、
なかなか心を開くのに時間がかかったらしいが、
最後はいつもニコニコのたのたしてるおばあちゃん犬になった。

その後来たエディも、血統書はついていたが、
最初から心臓にリスクがあるのは承知済み。
他の兄弟が可愛い盛りの2ヶ月くらいでもらわれていったのに、
プライドばかり高くて?飼い主を選んでいたので、
3ヶ月半まで売れ残った子だった。

イメージ 1

エディがいるときにあたしが拾ってきた柴犬系雑種のユウ。
一緒に飼ってあげたかったけど、エディがとにかく他の犬と相性が悪く、
結局、叔母のうちでひきとってくれて、天寿を全うした。

それらの事を思い出すと、どうせ飼うなら
里親募集中の子を探したら?と思い始めた。

悲しい現実だが、何十万もの値段で宝石のように取引される血統書付きのわんこがいる一方、
様々な理由で、愛護センターや保健所などに持ち込まれて、殺処分されるわんこがいる。
その数は、犬猫あわせると年間数十万頭にも及ぶ。
昔に比べれば野犬や野良犬の数がかなり減った現在、
持ち込まれる犬の多数は、飼い主が自ら持ち込んだ犬や、
首輪などが付いていて迷子犬として捕獲された犬、
それからペットランドなどが経営破綻して持ち込まれた犬、
さらにブームが終わった時の悪徳ブリーダーの処分犬や
ペットショップの売れ残り犬などなど…。

「引っ越すから」「結婚したから」「離婚したから」
「こどもができたから」「子供にアレルギーが出たから」
「うるさくて近所から苦情が出たから」「病気の治療費が払えないから」
「言う事を聞かないから」「年を取ったから」「新しい犬を飼うから」
などの理由で、飼い主によって持ち込まれる犬たち。

迷子犬の中にも、施設に自分で持って行くのは忍びないから…と
捨てられる犬が多数存在する。

この子達はまず3日、最大1週間程度保護されて、
それでも引き取り手がいない場合、殺処分にされる。

そのことを知ってるの?
様々な事情はあるかもしれけど、
なんでその前に新しい飼い主を捜してあげないの?

犬だけじゃなくて、ネコも、鳥も、は虫類も、魚も…
動物だけじゃなくて、人間の子供だって不幸な子がいるでしょう。
日本の子供、世界の子供、地球の環境、目はドンドン遠くに向かう。
知れば知るほど憤りはつきないし、自分の無力感に肩を落とすが、
人間、自分のできることをできる範囲でやるしかない。
残念ながら、その全てを救うことはあたしにはできない。

でも、今、一匹の犬をちょっとだけ幸せにすることはできるかもしれない。
もしかしたらもうちょっとのお手伝いも。

と、いうわけで、うちのわんこは里親募集の子から選ぶことに決めた。

本当はもう引き取り手の少なそうな、不幸な子、年老いた子を選んであげたいけど、
うちにもわんこと同じくらい大事な人間の子どもたちがいる。
その子たちを犠牲にしてまで選ぶことはできないから、
今は、子どもたちと仲良く楽しく遊べるという事が第一条件になってしまうけど。

うん。それしかできないけど、しないよりは、多分いい。

そんな里親募集系の情報をいくつかご紹介します。
もし、犬欲しいなぁ・ネコ欲しいなぁと思ったら、
まずはみてあげてくれませんか?