わんこへの道1 EDDY MY LOVE SO SWEET♪

今まで隠してきましたが、
実はあたしわんこ大好きです(←ウソ。隠してないです。)

生まれてすぐはコーギーと暮らし、
その後、捨て犬のアメリカンコッカースパニエルと幼少時代を過ごし、
小学生時代は、そのコッカーと雑種の二頭立て、
そして、五年生から表題になってるシェットランドシープドッグのエディと
16年間を過ごしました。

その間に捨て犬を拾うこと二回。
こっちは幸い里親が見つかりましたが、
見つからなかったら飼う気まんまん。
いや、飼うのは親なのかもしれないけど^^;;

エディはシェルティの雄で、
あたしが五年生の時に、靴屋さんの外に貼ってあった張り紙を見て、
一人っ子のあたしに両親が買ってくれました。
貯金してあったお年玉をはたいて、半額払いました(笑)

うちにきたエディは、
素人ブリーダー(今は禁止されてますが^^;の靴屋さんのおうちで、
何匹か生まれた子犬の中で、
見に来た人にをフン!と鼻であしらっては、
売れ残りになっていた子犬でした。

靴屋さんもこんななら仕方ないから、
母犬と一緒にうちで飼おうかと思っていたところに
あたしたちが行ったところ、どういうわけか懐いてくれて、
これなら譲れます!と言って飼い始めたわんこでした。

母犬と3匹のダックスと育った割には、
甘やかしてしまったせいか犬社会の協調性に欠ける子で、
よその犬は嫌い。プライド高く、頭も良くて、
特に老後は人間の言う事をかなり理解してました。

「散歩」と言えば玄関に行って出かける用意。
「お風呂」と聞けば、しっぽを巻いてイスの下。

水が大嫌いで水たまりや湖に足を付けるのはキライ。
流水は呑めないという弱虫君でしたが、
お留守番は上手で、本当に良い子でした。

先天的に心臓が弱いと言われていた割には長生きして、
長男が産まれて何年かして、
母の元でひっそりと16年の生涯を閉じました。

うちは両親が中学の時に離婚して、
辛いときも兄弟のように辛苦を分け合った仲。
兄弟が亡くなったかのように辛かったですが、
その後子どもたちも生まれて、その痛みも癒され、
でも生涯にあんなに愛したワンコはいないと今でも思います。

特にシェルティは、どんなに立派なチャンピオンタイトルを取った
美形なシェルでも、エディに勝る犬はない!

時々夢に出てきます。
大抵、幸せそうな顔をして、
一緒に野原を歩いていたりする夢です。
朝懐かしくて、涙と共に目覚めることもあります。
ふと、振り向いた所に寝ている気がして。

晩年、結婚子育てに忙しく、
なかなかかまってやれなかったことや、
最後の瞬間に看取るのに間に合わなかったことなど、
死んでからもう10年以上が経ちますが、
今でも思い出すたびに涙がでます。

多分、一生、あたしにとっての一番は、
エディ以外はありえない。
そう思うぐらい、今でも愛しています。

そんなあたしの理想のタイプは「子どもと動物に優しい人」
そして、信条は「子どもは犬と育てたい」でした。
夫は理想通り、子どもと動物は大好きなタイプです。

子どもは犬と育てたいと思っていましたが、
いつのまにか人数も増え、キモチと時間とお金に余裕もなく、
長男の「犬飼ってよ～」攻撃も、
犬の代わりに弟妹が沢山いるからいいじゃん!と
交わし続けておりました。

つづく