高校留学記8 留学準備あれこれ④荷物編 pBONE
Rickyはトロンボーン吹きです。
中学は吹奏楽部でとても充実した時間を過ごすことができました。
大きな体格ゆえかバストロンボーン
吹部ではトロンボーンだけでなくボーカルや
ステージエンターテイメントをやらせてもらったり。
とにかくたくさんの経験をさせていただきました。
高校でもブラスバンド部に入りましたが、
中学のビシビシした練習と素晴らしい演奏にに比べると
とても生ぬるく感じていて、モチベーションをたもつのがなかなか…。
でもコンクールにバシバシでるような高校で、
一年ぬけてしまう留学と二足のわらじは大変だと思うので、
今のブラバンでも、とにかく楽しく自分の音楽を
やれたらいいのではと思っています。
TASでもARTのクラスもあるし、トロンボーンを触る機会はありそうですが、
留学生だし、実際に行ってみないとどんな風にできるかわかりません。
せっかくつづけてきた楽器なので、一年間触る機会がないのもさみしいし
持っていったほうがいいかなぁ…。
吹奏楽部員の夢、マイ楽器はずっとほしがっていたのですが、
楽器お高いですよ。買うならちゃんとしたやつと思うし…。
でも、ちゃんとした楽器は持ち込みも管理も大変そうです。
昔は貴重品は機内持ち込みで大きさはアバウトでしたが、
最近は、機内持ち込みサイズはかなり厳しく制限されています。
みんな楽器を飛行機に乗せてるのは苦労しているらしく、
プロの演奏家だと楽器のために席を取ることも珍しくなさそうです。
そこまではできないし、そうなるとバケージとして預けるしかありません。
その場合、お高い空輸用のハードケースにいれて預けますが、
それでも曲がったとかへこんだとかの話があり。
さらに、向うでもなくなった壊れた盗られたなどの
余分な心労は抱えたくないです。音楽留学ではないですし。
そんなわけで、ここはひとつ割り切って、
- プラスチック製のテナートロンボーン! 重量わずか750g!
- ソフトケースとマウスピースが付属、どこにでも持って行って演奏できます!
- 決して『おもちゃ』ではなくしっかりトロンボーンです!
- ジャズ・トロンボーンの巨匠『ジグス・ウィグハム』が監修し、
アメリカの大手楽器メーカーConn-Selmer社が製造。
とのことで、色は9色ありますが王道のめだつ赤にしました。
おばあちゃんからの入学プレゼントです。
プラスティック製のマウスピースが付属しますが、これは金属製にするつもり。
音は確かにプラスティッキーな軽い音で、
おまけにスライドがカーボン製でシャカシャカ音がします(笑)
けど、使い方を考えればこのお手軽感はかなりいいんじゃないかと。
もちろん、向うでちゃんとしたbrassのボーンが吹ければいうことはないですが、
何もないよりはね。そしてお手入れも超簡単。
テナーでファーストを吹くことになりました。
それもまたブーブーの原因なのですが、今はいろんなこと経験できるのが
一番だと母は思うのですよ。
まずはこれかついでオーストラリアいってらっしゃい!
けど、これでもやっぱり長くて機内持ち込みはできないので、
どうやって機内預けにしようか、今から考える母でした。