二胡はじめました 1
この度念願叶って二胡はじめました。
思い返せば昔々大学時代、北京に留学中に先輩が見せてくれた
弦が二本の不思議な楽器。それが二胡でした。
これがあの、うねるようなたゆたうような音の正体だったのかーと
目から鱗の思いでした。
もともと大学で中国文学を専攻したのも、中国の大陸的な旋律に魅せられて、
中国文化をもっと知りたくなったのが原因です。
今でも民族音楽には目がないのですが中でも中国調の音階・メロディは
何故か心にそうものがあるのです。
弦が二本の単純な構造のようなのに、
あんなに官能的な音で技巧的な曲が弾けるなんて、
いったいどういう仕組みなんだろうと思って、
絶対習ってみたいと思いましたが、
結局情報を集めきれずに学生生活は終わりをつげ、
就職、結婚、出産、子育てと怒濤の毎日になりました。
その間にカメラをはじめてみたりせっけんをつくってみたり、
趣味がなかったわけではありませんが、どれも趣味と実益を兼ねていて独学。
先生にお金を払ってモノを習うのはほとんどしたことがありません。
自分にお金と時間を掛けるなら、子どもたちの習い事が優先されてしまいます。
そんなこんなで気がつくと20年以上経っていました。
ある日 NHKで二胡講座をやってるのをみて
へー随分と日本でも市民権を得てきたんだなと思いました。
そしてむらむらと習いたい熱が再燃。
でも楽器は安くないし時間も無いしと思っていたら、
ハピラブで出会ったイヌトモのたれおさんが、
シンガポールにいた頃二胡を習っていたけれど今はやってないし、
今でも持ってるよ~、習うならゆずるよ~という話を聞いて、
それからネットでつらつらと検索するようになりました。
でもネットで捜してもなかなかこれぞというのが見つかりません。
私の中の譲れない条件として、中国人の先生であること。
そして勿論うちから通える距離であること。
あとレッスン代がリーズナブルであること。
の三点があります。
やっぱり楽器はその国の文化を伝えるものですから、
絶対ネイティブの先生に習いたかった。
いくつか体験講座もありましたが、なかなかこの条件に合うのは難しい。
と思っていたらこの春にみつけました。
東京音楽大学付属民族音楽研究所主催の二胡入門講座です。
全6回。まったくの初心者から簡単な曲が弾けるまでレクチャーしてくれて15750円。
おお、リーズナブル(笑)
清水の舞台から飛び降りる気持で電話をかけたところ、
残念ながら春の講座はすでにいっぱいになっていました。
でもまた秋に講座を開きますからもしよければそちらを待って下さいねと言われ
半年待ってそろそろですか?と案内もあがらないうちから連絡を入れました。
そして無事、秋講座を申し込むことが出来ました。
さて次は楽器です。
レンタルすることも出来るようですが、やっぱりうちでもでやりたいしと
たれおさんにお願いしたところ、譲ってもらえることになりました。
これが夢にまで見た二胡!はーなんてステキなの~♪
胴にはニシキヘビの皮が貼ってあります。
弓は竹と馬のしっぽでごく軽いのですが
それが二本の弦の間に挟まっています。
私は楽器は子どもの頃にエレクトーン、
中学の時にクラシックギターをかじったことはありますが、
弦楽器は初めて。
早速おそるおそる持ち方も分からず弾いてみたら
「ギーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
はい、予想通り、さび付いたドアが閉まる音がしました(笑)
つづく
思い返せば昔々大学時代、北京に留学中に先輩が見せてくれた
弦が二本の不思議な楽器。それが二胡でした。
これがあの、うねるようなたゆたうような音の正体だったのかーと
目から鱗の思いでした。
もともと大学で中国文学を専攻したのも、中国の大陸的な旋律に魅せられて、
中国文化をもっと知りたくなったのが原因です。
今でも民族音楽には目がないのですが中でも中国調の音階・メロディは
何故か心にそうものがあるのです。
弦が二本の単純な構造のようなのに、
あんなに官能的な音で技巧的な曲が弾けるなんて、
いったいどういう仕組みなんだろうと思って、
絶対習ってみたいと思いましたが、
結局情報を集めきれずに学生生活は終わりをつげ、
就職、結婚、出産、子育てと怒濤の毎日になりました。
その間にカメラをはじめてみたりせっけんをつくってみたり、
趣味がなかったわけではありませんが、どれも趣味と実益を兼ねていて独学。
先生にお金を払ってモノを習うのはほとんどしたことがありません。
自分にお金と時間を掛けるなら、子どもたちの習い事が優先されてしまいます。
そんなこんなで気がつくと20年以上経っていました。
ある日 NHKで二胡講座をやってるのをみて
へー随分と日本でも市民権を得てきたんだなと思いました。
そしてむらむらと習いたい熱が再燃。
でも楽器は安くないし時間も無いしと思っていたら、
ハピラブで出会ったイヌトモのたれおさんが、
シンガポールにいた頃二胡を習っていたけれど今はやってないし、
今でも持ってるよ~、習うならゆずるよ~という話を聞いて、
それからネットでつらつらと検索するようになりました。
でもネットで捜してもなかなかこれぞというのが見つかりません。
私の中の譲れない条件として、中国人の先生であること。
そして勿論うちから通える距離であること。
あとレッスン代がリーズナブルであること。
の三点があります。
やっぱり楽器はその国の文化を伝えるものですから、
絶対ネイティブの先生に習いたかった。
いくつか体験講座もありましたが、なかなかこの条件に合うのは難しい。
と思っていたらこの春にみつけました。
東京音楽大学付属民族音楽研究所主催の二胡入門講座です。
全6回。まったくの初心者から簡単な曲が弾けるまでレクチャーしてくれて15750円。
おお、リーズナブル(笑)
清水の舞台から飛び降りる気持で電話をかけたところ、
残念ながら春の講座はすでにいっぱいになっていました。
でもまた秋に講座を開きますからもしよければそちらを待って下さいねと言われ
半年待ってそろそろですか?と案内もあがらないうちから連絡を入れました。
そして無事、秋講座を申し込むことが出来ました。
さて次は楽器です。
レンタルすることも出来るようですが、やっぱりうちでもでやりたいしと
たれおさんにお願いしたところ、譲ってもらえることになりました。
これが夢にまで見た二胡!はーなんてステキなの~♪
胴にはニシキヘビの皮が貼ってあります。
弓は竹と馬のしっぽでごく軽いのですが
それが二本の弦の間に挟まっています。
私は楽器は子どもの頃にエレクトーン、
中学の時にクラシックギターをかじったことはありますが、
弦楽器は初めて。
早速おそるおそる持ち方も分からず弾いてみたら
「ギーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
はい、予想通り、さび付いたドアが閉まる音がしました(笑)
つづく