お気楽♪こどもとわんことアウトドア資料館

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未来へ

結論のない独り言ですが…


春から某大学動物科学科に逆転進学した長男。

中学の時は親が思う本人の出来と、塾の評価は高めだったが、
学校の成績は今ひとつで、高校進学も結局滑り止め校への進学となった。
マンモス付属大学に進学させる予定が、突然外部大を受験することになり、
親子ともに大汗をかき大枚はたいて、なんとか合格。
今は、青春を取り戻すべく?(本人はどう思っているか?)
日々大学生活にアルバイトにサークルにと忙しいけど、楽しそう。

のほほんの長男、見ていて黙っていられない私が、
高校受験の時も、大学受験の時も、
あれこれあれこれ調べまくり、
一緒に学校見学に行き消去法で興味分野を絞り込んだ結果、
今は生物系の大学に通っている。

この彼の選択には私の影響が多々あるわけで、
もしかして、動物学なんてモノをやりたいのは、
本当は息子じゃなくて私なんじゃないの?
親のおしつけで後からどちらも後悔しない??と悩んだりもした。
とりあえず今は、大学の講義もそれなりに楽しそうに行ってるので、
まあ、そんなに向いていないわけじゃないという、
私と彼の選択は今の所そんなに間違っていないんじゃないかなと思ってる。
動物でメシが食えるかどうかは、またそのとき。
やりたいことがあるなら、方向転換してもいいさと、
ちょっとだけ鷹揚に考えられるようになったのは、
ここのところのばたばたの一年をどうにか乗り切ったからかな。

そして長女らんらん。
なんてことなしに決めた中学受検。
うちから近くて彼女が興味を引かれた学校は国際系だった。
まあ近いし、やるだけやってみよう!とわりとノンキに親は構えていたけど、
それでも最後の半年は胃がキリキリの毎日だった。
結果は、惜しくも不合格。補欠8番は繰り上がらなかった。

もともとしっかりもののらんらんは、
その分頑固な性格で、自分でこうと決めたらそちらに邁進するタイプ。
某アニメから世界各国に興味をもって、世界史やら地理やらが大好き。
世界中のあちこちに行ってみたい。世界のいろんな人と友達になりたい!と
口ではいうものの、実はわりと内弁慶。
最初に決めた「国際系」というのに魅入られて、
高校も国際科や外国語コースのあるところに行きたいという。
帰国子女や留学生の多い異文化の渦にさらされて、
のみこまれてしまうことはないだろうか?

別書庫にも書いたけど、親としては、
はたしてあの年で国際科という方向一本に決めてもいいものか?
もっといろんな所を見られるようにしたほうがいいのではないか?と
いう思いがつきない。

人生の選択肢なんて、実は意外と偶然と些細なきっかけだったり。
私が夫と結婚したのもそうだし、その結果キャリアではなくて三人の子供の母になったのもそう。
自分で選んで来た事なんて、実は数えるほどしかなくて、
その中には親の意思だったり、おてんと様の意思だったりが
今の私を形作っているとしか思えない。

夫が今の仕事についたのも、
自分の母親が「あなた手先が器用だから向いてるんじゃない?」と言ったから。
そう考えると長男も同じタイプだから(^^;;さもありなんといったところか。

らんらんの場合は逆に絶対国際科!と言っているのを
いや、国際関係は大学やその先でも十分学べるよというか、
本人がここと決めたところを応援すべきか、
かなり迷う部分。

親の中の子供のイメージみたいなものがあって、
ついついそれを押しつけがちになってしまい、
本当にこの子の適性をみているのか?というのが一番不安になる。

嬉しいことにうちの子どもたちはお母さん大好きで、
母の言う事はものすごく影響力が多いだけに、
はたしてどの方向に導くのか、押しつけるのか、支えるのかの
匙加減がとてもとても難しい。

そして末っ子たんたん。
これがまっったく読めない。
らんらんが受検を決めたのは今のたんたんより少し前だけど、
たんたんを見ていて受検させようとは思えない…。
いや、賢くて機転も利くし頭も悪くはないと思うけど、
机に向かっているより外に向かっている方が生き生きしているから。
でもそう思うのは決めつけで、本当は勧めてみたら違う道があるのかな?と
思うこともある。
たんたんに向いていることはなんだろう。

基本的には子どもたちの望むようにさせてやりたい。
けれど、親として、大人として、やはり茨の道よりは平坦な道を勧めてしまう所もある。

ついついいらちで手を出してしまいがちになるけれど、
子どもたちの意思を尊重しながら、でも情報だけは惜しみなく選択肢を増やしてやるというのが理想かな。
それはとってもとっても難しい。

長男はとりあえず親の手助けはほぼ終了。
これでよかったよね?という思いは残るけど、
あとは私がどれだけ子離れできるかだ。

らんらんは彼女の希望校を尊重しながらも、
才能と努力を信じて、他にもこういう方向や方法もあるよと教えてあげれば、
頑固で一本気な彼女だから、きっと最後の選択は自分でするだろう。

たんたんに至っては未知数過ぎて何をどうしてよいやらわからん(笑)
まずはいろんなことをやらせてみて、その中から彼が興味を持てることを
応援して伸ばしてやるしかないんだろう。
きっと三人の中で一番決断力があるのは彼だから。


親になってそろそろ18年。
子どもたちに教えられて、なんとかここまできた。
子育てもあと10年と少し先が見えてきた今。
あらためて色々と考えることが多い。

意外と子どもが小さいときの方が、
無我夢中で毎日のミルクとおむつに明け暮れていたわね。

私は母親で臆病だからついつい安全な方へと導いてしまうけれど
子どもたちにはそれを乗り越えて、自分自身の未来を切り開いていって欲しいと切に思う。
そのときはちょっと寂しいけど、きっと嬉しくて涙が出るだろう。


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