お気楽♪こどもとわんことアウトドア資料館

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長男くん高校を目指す?! 9 長男と水球

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長男のスイミングクラブが、念願のJOC全国大会に出場することになり、
半信半疑だった、岡山行きが決定してしまいました。

中三の長男、塾の先生との面談の時も、
7月末の予選がおわったら、受験勉強に集中させますから~♪
などと言っていたのに、本戦は8月末。

当然水球生活も一ヶ月延命したわけで、
塾もそこそこに毎日水球三昧です。
いいのか、受験生!!

まあ、小学校五年から5年間やってきて、
惜しい場面もあったものの、初の予選突破。
とにかくそれを目標にやってきたわけなので、
とりあえず学校の宿題と塾の宿題だけはきちんとやってもらって、
受験勉強はあとから、きちんと追い込んでもらいましょう。

それでも、朝から水球→午後塾→また夕方水球みたいな
スケジュールで、確かに大変そうです。

さて、もともとスポーツ音痴のあたし、
「全国大会」の凄さが今ひとつぴんと来ていなかったのですが、
やっとここんとこ、なんとなくわかってきました。
5年もやってるのに、オソっ!

何度も言うようですが、水球は大変マイナーなスポーツなので、
全国でも野球やサッカーのようにチームが沢山あるわけではなく、
予選を突破するには、まあ上位1/3くらいにいればできるはずです。

でも、さすが関東大会。
全国大会でも優勝・準優勝のレベルのチームがゴロゴロいて、
確かにかなり激戦区。

そんな中、わが息子のチームは、いつもクジが厳しく、
間違いなく全国大会クラスのチームといつも当たっていました。
おまけに、チーム編成可能人数ぎりぎりしかいないので、
大きな少年団やスイミングクラブなら、その中から厳選したメンバーで
試合に臨めるのでしょうが、息子達は全員参加w

それって試合中に交代がほとんどできないと言うことで、
体力的にもかなりキツイです。

水球はよく、水中の格闘技と言われますが、
5分間×4ピリオド、間で2分ずつの休憩をはさんで行われます。
(時間は大会によって若干変わります。)

その間、足は巻き足。そう、水球といえば足の付かないプールでやるんです。
30Mのプールを行ったり来たり、どのくらい泳ぐんでしょう。
おまけに、試合中、水面下ではまさに格闘が行われます。
審判にみつからないように、手や足をひっぱったり、
つぶしたり、蹴飛ばしたり?!
ディフェンスの長男はいつもひっかき傷だらけです。

そんな試合をフルタイムでるには、かなりの体力と泳力が必要。

まー、よくも育ったもんだーと母は感慨にふけっています。

もともとぼんやりくんで、闘争心のない長男気質の我が子。
本当に水球なんかできるのか?と思いましたが、
かといって、自分と向き合い、タイムを縮めていく競泳は、
もっとむいていないので^^;;
コーチの熱心なラブコールに(とにかく人数がいないので、
競泳クラスの子たちをスカウトするんです)
まあ、やらせてみっかと始めたのが、小学五年の時

3月終わり生まれの長男は、体格も小さくて、
本当に続くのかなぁと思ってました。
中学に入り、先輩方と一緒に予選に出るようになっても、
最初は試合の間に何分かだけ出してもらえるだけ。
一度は応援にいったのに、
息子は水の中にはいない…なんてこともありました。

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去年の夏は、結構惜しかったけど、
やはり予選は突破ならず。薄いようで厚い壁です。

今年の春は中三が抜けて、初の副キャプテンとしての予選。
頑張ってはいたけど、まだ統制がとれていなかったような…。


そして、今年の夏、コーチがいいカードをもたらしてくれました。
チーム構成も中三が多く、脂がのってきている感じでした。
JOCに向けて、多くの大会を経験させようと、
新潟で行われる神田杯や、神奈川選手権で経験もつみ、
宇都宮の予選会場のプールでも、下見を兼ねて遠征をして、
満を持しての予選!!

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1試合目、11-1のコールド勝ち
2試合目、10-0のコールド勝ち

すげー!!あんたたち強くなったわね!

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確かに相手との実力差もあったと思いますが、
昔からと比べると、今年はいける。いけるかもしれねー!

と、いうわけでやっとのことでつかんだ全国大会への切符!!


がんばれ!そんで、せめて1勝、いや2勝。
全国制覇するつもりで力一杯やんなさいよ!

最終日まで現地入りしていたら、
本人の合宿費用85000円だそうです…。
応援に行く親はもっとかかりそう…。
予選合宿も30000円以上したのに…。
夢を追いかけるってお金かかるなー。

でも、息子の人生において、大きな自信と活力になるであろう
この夏の経験を、きっちり自分の中に留めて欲しいと思います。
副キャプテンとしての経験もきっと為になるでしょう。

がんばれ!!あきらめずに、死ぬ気でやれよ!!
みんなで応援に行くからね!