お気楽♪こどもとわんことアウトドア資料館

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2005JUNE 山梨本栖湖浩庵キャンプ場 ~1日目焚き火台とホタル狩り

天気予報では微妙だったのですが、皆様に支えられまして、
めでたくも二日間とも一滴も降らないばかりか、キレイな富士山を堪能してきました。

今回、六月はじめという事もあり、ホタルを見たい!が最初のモチベーション。
東京から近くてホタルが見られる場所の近くでキャンプ。
その結果候補に挙がったのが、本栖湖でした。

本栖湖から車で約30分
`山梨県の一色地区`で天然のホタルが見られるということで、
中一のお兄ちゃんをおいて、平日キャンプは敢行されました。

前日、荷造りの途中で疲れ果て、なげだしてしまったあたくし。
案の定、朝は起きられません(汗
それでもどうにか、予定より30分遅れで、着替えと冷蔵庫の中身をぶち込み、
無理矢理出発いたしました。

いつもなら八王子インターから乗るのですが、
ETC通勤割引にかかるか時間が微妙だったため、
急遽、国立府中から乗ることに…ううう、この600円が…

大月から河口湖方面へ向かうと、目の前に見えてきた富士山
これから天気が崩れるかも?と思うと、これが見納めになるかなーなどと思ったので、
写真を撮りました。車の中からだけど結構キレイに撮れた~
イメージ 1

河口湖ICを降り、いつものセイフーへ寄ろうと思いましたが、
開店までまだ20分少々有ったので、時間節約のために寄らずに先を急ぎます。

今回のサイト、フリーサイトで朝8時からチェックイン可能です。
平日だから混むことはないでしょうが、出来れば早めにいってゆっくりしたい。
なんせ、今日は夕方にはホタルを見に行かなければいけないので、
食事の予定が押してきますから。

西湖のあたりのいつも寄る直売所で、地元産のトウモロコシ5本で1000円と、
はじめて皮付きをみたのですが、ベビーコーン20本くらいで200円を買いました。

それから、`道の駅なるさわ`で、名水をタンクにつめ、
またもや地元農産物直売所を覗きます。

イメージ 2

なるさわの直売所は規模も大きく、地元産の新鮮な野菜の他に、
調味料や乳製品、また地元のお酒なども売っていて小さなスーパーぐらいの品揃えはあります。
今からどこに行くんだい!といいたくなるような買い物をして、やっと車にのりました。
なるさわの横にくっついた、富士山博物館は以前に見に行ったことがありますが、
恐竜の模型や富士山のジオラマなど、結構充実していて面白かったです。
もし雨などで行き先がないときは、小学生のくらいのお子さんなら十分たのしめるのでは?
さらに、なるさわには沢山の種類のお風呂のついた、展望風呂ゆらりがありますので
とりあえず寄ってみることをオススメします!
でもゆらり、ここしばらくは点検中とやらでお休みでした。

さて、買い出しを一通りすませたので、一路本栖湖を目指します。
本栖湖の周辺にはいくつかのキャンプ場がありますが、
サイトから富士山が見えて、カヤックやウォータースポーツが楽しめると言う事で、
今回は浩庵キャンプ場に決めました。

サイトは湖岸のすぐそばにあり、湖岸側の砂浜サイトと、一段上った所の林間サイトに分かれています。
風の影響も気にはなったのですが、たいしたことはなさそうだったので、
ここはやっぱり、水辺に決定!
サイトまでの急な下り坂を下りると……サイトはまたもやあたしたちだけの貸し切りでした(笑)

イメージ 3

それならとばかりに、節操もなくどどーんとサイトを設営。
一応、ちょびっとだけ風には気をつけたつもりです。

さて、急いで昼食にしなくちゃ~
手軽に出来ると言う事で、うちには珍しくカレーにしました。
いつも自宅で作ると、大人用と子供用の二種類を作るのですが、
キャンプではそんなこといってられません。
子どもには生卵ヨーグルトを入れさせて、どうにかごまかしちゃえ~
とは、いうものの、ヨーグルトまだ買えてなかったりして。ははは。
カレーを作るには、ダッチ~と!!そこで気がついた。

ダッチオーブン!忘れた!!(笑)
いつもだとキャンプ用品の方にしまってあって夫くんの管轄になっていたのですが、
ここんとこ、キッチンで使っているから二階にあった~はははは。わすれたー
仕方がないからSAオリジナル、コンボクッカーで行きます。
これで今は十分作れるけど、鍋一個はきついな~この後のメニュー再考しなければ。

カレーですが、うちだと大抵ルーは使わないスリランカが多いのですが、
今回は時間もないし、ルーを使っちゃいます。
それでも、ちょっと手を加えると香りがよくなりますので、
ニンニク・ショウガのみじん切りとホールのままの
クミン・クローブ・シナモン・カレーリーフを油で炒め、
そこに大きめに切った豚肉を入れ、こんがり色が付いたら、
おなじく大きめに切ったタマネギと人参を入れ、ひたひたまで水を入れます。
一煮立ちしたらトマト缶を半分加えて煮込みます。柔らかくなったらルーを入れ、
仕上げにガラムマサラを加えて「ポークトマトカレー」出来上がり。

途中、ご飯を炊いているハズの飯ごうの火が消えていたりして、
余分に時間がかかりましたが、どうにか出来ました。
サラダの上には、さっき買ったヤングコーンをゆでたのをのせました。
うん、なかなか美味しい♪

イメージ 4

ふと、気がつくと、もう夕方近いです。
うーん、これで4時から食事の支度して、6時からステーキ食べるのは無理だよな~
ということで、夕飯は珍しくもホタルを見に行ったついでに外食することにしました。
なら、とりあえずおやつ…というわけでブラウニーを焼いてみました。
レシピは後ほどアウトドアレシピにのせます。

イメージ 5

ブラウニーを焼くのに上火がいるよ~と夫くんに言ったら、
イソイソと新しい焚き火台と囲炉裏テーブルが出てきました。

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もしもしー、囲炉裏テーブルは今はまだ要らないような気がするんですが…
…まあいいか。

ブラウニーの作り方はわりと簡単。
その後、焼き上げて、気がつくと6時過ぎ

実はここに来たときに、最初、サイトは8時に施錠しますと言われていたのですが、
ホタルを見に行きたいのでというと、それなら鍵は帰ってきてから閉めます。
と言っていただきました。ですので、あんまり帰りが遅くなったらわるいよな~?

車に乗り込み、一路、下部温泉方面を目指します。
どうもひなびた感じの温泉街らしいし、食べ物屋さんあるかな~?

本栖湖から下部温泉までの道は、結構な`ヘアピンカーブ`の続く山道でした。
途中で下部温泉と一色地区の分かれ道があります。
夕飯をまだ食べてなかったので、どうしようかと思いましたが、
とりあえず現地を見てみることに…
またもや山を登っていくこと3㎞。
山間に流れる清流のほとりの里山が、一色地区でした。

ところが見回しても食事の出来そうな所は有りませんでしたので、
またくるまで走って15分。やっとラーメン屋さんを発見!
リーズナブルでしたが、お味はまあまあかな。

そしてまた一色に戻ります。その頃には空もすっかり暗くなり、
絶好のホタル日より??

ホタルの見られる川はすぐ隣に道路があり、その道路のガードレールには、
黒い布がかけてあります。??と思いましたが、後でその理由がわかりました。
川側から道路側を見たときにまぶしく見えないように、暗幕だったようです。

車を駐車場に停め、早速目の前の川をのぞき込むと……
いた!いました。暗い川岸の草地のなかで、あちらこちらで蛍が点滅しています。
そのはかなくも鮮やかな緑色のあかりに、思わず、「ホ、ホ、ホタル来い!」と言いたくなります(笑)
ホタルは風が無く湿気が多い時に沢山飛ぶと言う事で、
今日がそういう条件だったかどうかはわかりませんが、
草地にひかるホタルも、ふわ~~っと山間を飛ぶホタルも、
実に幻想的で素晴らしい眺めでした。

乱舞というほどではありませんが、それでも
20-30匹のホタルが交互に点滅する様子を見ることが出来ました。
そして、田んぼにはカエルの大合唱

少し前の日本はこういった里山があふれていたんだろうな~と
ちょびっとしんみり。でも子どもたちははしゃいでいました。
でも、写真は撮ろうとしましたが、ほとんど撮れませんでした(笑)

イメージ 7

さて、すっかり堪能したので、あまり遅くならないうちに帰らなければ…
またもや車で峠道を通って、サイトのある本栖湖に戻ります。

サイトに戻ると、夫くんが待ちかねたように焚き火をはじめました。
あたしは、さっき出かける前に仕込んでおいた、明日用のバケット(フランスパン)の成形。
いつもふんわりパン系が多いので、今回はぱりぱりバケットが出来たらいいな。

`焚き火台`ですが、やっぱりいいです!(笑)
焚き火deグリルに合わせると若干高めのうちの椅子ですが、
それでも全員で火を囲んで語ることが出来ます。
しかし、子どもたちはすぐ飽きてしまい、テントの中へ。
しばらーく二人でトランプで遊んでいましたので、
`夫婦でワイン`なぞ傾けながら……あたしはしゃがみこんでパンを焼いていました(笑)

タイミング的にここしか焼く時間はなさそうだったので、
仕方がないから下火はカセットコンロで代用。(焚き火台は焚き火で使っていたので)
上はをのせます。が、炭をけちったけせいか?なかなか焼き色が付かない
一生懸命、焼きましたが、コンボクッカーが小さかったこともあり、
一度に二本は入らず、また風が少しあって火が消えかかったりしたので、
結構時間がかかり子どもたちは待ちきれず、パパを呼びにきました。

イメージ 8

あたしは1人でワインを飲みながら、二本やっと焼き上げました
が、その頃にはワインがすっかりまわり、焚き火も終わってきたので、
後片付けを夫くんに頼むと、テントの中に入り…
せっかく持って行ったリーディングライトも使わずに、バタンキューでした(笑)


1日目編終わり。
そして、翌日の朝には驚愕の事件が待っていました!!
つづく…(笑)